マンガン及びその化合物  0.05mg/L以下

マンガン及びその化合物は、地殻中に広く分布し、軟マンガン鉱等に多く含まれており、自然水中に含まれるマンガン及びその化合物は主に地質からで、鉱山排水、工場排水の混入によって河川水等で増加することもあります。水道水では、微量でも色度が増加したり、黒い水の原因になる場合があります。
マンガンは生理的に不可欠の元素で、炭水化物の代謝等に関与しますが、水道水中にマンガンが多いと、浄水に黒い色をつけるので好ましくありません。
マンガンを過剰摂取すると全身倦怠感、頭痛、不眠、言語不明瞭等の中毒症状を起こします。

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