カドミウム及びその化合物  0.003mg/L以下

カドミウム及びその化合物は、鉱山排水やカドミウム含有製品製造工場排水等から、河川水等に混入することがあり、イタイイタイ病の原因物質として知られています。
カドミウムは、亜鉛とともに自然界にごく微量ですが存在していることが多く、 地表水、地下水中に亜鉛含量の1%以下の割合で存在しているといわれています。
カドミウムの用途は充電式電池、ビニル安定剤のステアリン酸カドミウム等と広く、富山県の神通川流域に多発したイタイイタイ病は、1968年(昭和43年)5月8日に公害病に認定されました。
カドミウムにおける慢性中毒では肺気腫、腎障害、骨変化、タンパク尿の症状がみられます。

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