ブロモジクロロメタン  0.03mg/L以下

ブロモジクロロメタンは、水中の有機物質と浄水処理過程で使われる消毒剤の塩素が反応して生成されるトリハロメタンの一成分です。
ブロモジクロロメタンの生成量は原水中の臭素イオンに大きく影響され、写真工業の排水や海水の影響を受けやすい所、又、塩分を含む地下水で臭素化トリハロメタンが多くなっています。
ブロモジクロロメタンの毒性はLD50(雄マウス経口)450mg/kg、(雌マウス経口)900mg/kgで、米国家毒性プログラムNTP(1987)では、マウスによる2年間の経口投与実験で腎細胞肥大、肝の脂肪変性のほか腎臓の腺腫と腺癌、肝細胞の腺腫と腺癌が報告されています。

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