ジブロモクロロメタン  0.1mg/L以下

ジブロモクロロメタンは、水中の有機物質と消毒剤の塩素が反応して生成されるトリハロメタンの一成分です。
このジブロモクロロメタンは、浄水処理過程で使われる消毒剤の塩素と水中のフミン質等の有機物質が反応して生成され、生成量は原水中の臭素イオンに大きく影響されます。
写真工業の排水や海水の影響を受けやすいところ、又、塩分を含む地下水で臭素化トリハロメタンが多く、ジブロモクロロメタンの毒性はLD50(雄マウス経口)800mg/kg、(雌マウス経口)1,200mg/kg。米国家毒性プログラムNTP(1985)でのマウスによる2年間の経口投与実験では、肝の脂肪変性、腎ネフローゼが認められています。

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