クロロ酢酸  0.02mg/L以下

クロロ酢酸は、原水中に含まれるフミン質(植物が分解してできるフミン酸等の腐植質)等の有機物質と消毒剤の塩素が反応して生成されます。
このクロロ酢酸は、刺激臭のある無色の結晶であり、除草剤、チューインガム可塑剤、塩化ビニル可塑剤、医薬品、アミン酸等合成、香料、キレート剤、界面活性剤として使用されています。クロロ酢酸等のハロゲン化酢酸類は、水道水中の有機物質や臭素及び消毒剤(塩素)が反応して生成される消毒副生成物の一つです。
クロロ酢酸の毒性はLD50(ラット経口)55mg/kgで、皮膚や鼻、目の粘膜を腐食し、変異原性が認められています。

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