硼素及びその化合物  1.0mg/L以下

硼素及びその化合物は、火山地帯の地下水や温泉、ガラス工場や金属表面加工の工場排水等の混入によって河川水等で検出されることがあります。
硼素及びその化合物が自然水中に含まれることはまれで、火山地域の地下水、温泉水に含まれることがあり、温泉水にはメタ硼酸の形で含まれることがあります。
硼酸を少量摂取した場合には緩和な生理作用を示すに過ぎませんが、多量の時には消化器、神経中枢等に影響を及ぼし、硼素による中毒症状は、一般に胃腸障害、皮膚紅疹、抑うつ症を伴う中枢神経刺激の症状となります。

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