1,2-ジクロロエタン  0.004mg/L以下

1,2-ジクロロエタンは、揮発性有機化合物で、主に塩化ビニルモノマーの原料として使用されるほか、その他の合成樹脂原料、有機溶剤、殺虫剤、金属の脱脂洗浄等に使用されています。目標値は発癌性を考慮して定められています。
環境中には、貯蔵タンクからの漏出や工場排水等により放出される恐れがあります。
1,2-ジクロロエタンが地表水を汚染した場合は比較的容易に大気中に揮散しますが、土壌吸着性は低く、土壌を浸透し地下水に進入すると安定な形で閉じ込められる為、長期間にわたり汚染が継続します。
健康影響は目眩、吐き気、嘔吐等があります。

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