ウラン及びその化合物  ウランの量に関して0.002mg/L以下(暫定)

ウラン及びその化合物は、天然に存在する放射性元素で、地殻の岩石や海水中に広く薄く分布しています。目標値は毒性を考慮して定められております。
ウランは、ごく微量ではありますが地球の表面の近くの岩石(特に花崗岩)、ウランを含む鉱石や廃棄された選鉱屑からの溶出、核物質使用工場からの排出、石炭及び他の燃料の燃焼、ウランを含む燐酸肥料の使用に等により環境中に放出をされます。
ウラン化合物はガラス・磁器の着色剤、光電管にも使用されておりますが、主に原子炉の核燃料として使用されています。
ウランの健康影響としては化学毒性による眼粘膜刺激、催涙及び結膜炎、吸入による気道刺激、腎障害等があり、放射線障害による肺癌、リンパ腫の増加等があります。

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