アスベスト(石綿)の用途 珪藻土保温材

【珪藻土保温材】
アスベスト(石綿)含有保温材は、石油精製や石油化学(エチレンプラント)等の施設に使われることが殆どであり、建築物では、ボイラー等建築設備や空調設備のダクトや配管に使われている場合が多く、主に工業プラントや建築設備等において、常温より高い温度の熱絶縁に使用されています。
珪藻土保温材は珪藻土乾燥粉末を主材として、これにアスベスト繊維を均一に配合した水練り保温材で、旧JIS規格では、石綿含有率は1.5%以上とされていました。
珪藻土保温材は成形保温材の目地部分、或いは複雑な施工面の保温、又は外装を兼ねた保温材に使用され、施工は前もって主材と無機バインダーを乾式混合し調製した粉状製品に現場で水を加えて混練し、充填やこて塗りして使用します。

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